INTERVIEW
教育活動の土台を築く
ジェネラリストに
ジェネラリストに
K.T.
学務部八王子学務課 / 2024年度入職(経験者採用)
青森県出身。市役所のさまざまな部署で勤務した経験をいかし学生を支える。休日は自然豊かな公園で2人の息子とリフレッシュ。
※2025年11月現在の情報です。
青森県出身。市役所のさまざまな部署で勤務した経験をいかし学生を支える。休日は自然豊かな公園で2人の息子とリフレッシュ。
※2025年11月現在の情報です。
在籍年数
1
年
学務部八王子学務課
2024
経験者採用
青森県
INTERVIEW
現在挑戦している業務
「教える」を支える裏方。
教員と学生にとって円滑な教育活動の土台を築く
教員と学生にとって円滑な教育活動の土台を築く
私が所属する八王子学務課のミッションは、授業の運営サポート、学籍管理、履修・成績管理、試験運営など、大学で行われる教育活動そのものを支えることです。教員および学生にとって、大学における教育活動が最大限円滑に行われるよう努めることが、部署として最も重要視している目的です。
八王子学務課の業務範囲は非常に広いことが特徴ですが、現在、私の担当で特に力を入れているのは教職課程に関する業務です。この業務では、教師になるという夢に向かって努力している学生を、教員と職員が密接に連携し、課程認定申請や教育実習などの実習事務、履修指導といった面から強力にサポートしています。学生から教員採用候補者選考試験に合格したという報告を聞く瞬間は、大きな喜びとやりがいを感じます。
また、学籍(学生の身分・在籍)に関する業務は、大学運営そのものに大きな影響を与えるため、間違いの許されない重要な業務です。学納金を管理する経理課や、学生生活を支援する学生支援室といった他部署と連携を取りながら、効率的に正確な管理が行われるよう尽力しています。
八王子学務課の仕事は、一見すると地味な裏方作業に見えるかもしれません。しかし、教員と学生が安心して、教育・学修活動に集中できる環境を築くことが、私たちの挑戦です。円滑な教育活動の土台を整えることで、学生一人ひとりの夢をサポートしています。

1日のスケジュール
9:00
出勤
朝のミーティング、メールチェックやタスク管理
朝のミーティング、メールチェックやタスク管理
9:30
各種照会・調査対応
教育委員会などからの照会・調査への対応を行います。
教育委員会などからの照会・調査への対応を行います。
10:30
教職課程ガイダンスの実施
新たに教職課程に登録する学生向けのガイダンスを実施します。
新たに教職課程に登録する学生向けのガイダンスを実施します。
11:30
昼休み
13:30
各種証明書の発行
卒業生からの証明書発行申請に対応します。
卒業生からの証明書発行申請に対応します。
15:00
教職課程運営委員会に関する事前打合せ
16:00
学生相談対応
教職課程に関する履修・成績などに関する相談に対応します。
教職課程に関する履修・成績などに関する相談に対応します。
17:00
退勤
八王子学務課の1年間の仕事
| 4月 | 新入生向け教職ガイダンスのほか、中学校の教員免許を取得するために必要な介護などの体験申込み管理、教育実習関係書類の作成や教職課程登録料の管理を行います。これらの業務は4月以降も随時行っています。
また、この期間は履修に関する相談も多く、3月と同様に対応業務が増える時期です。 |
| 9月 | 教育実習の実施や教育職員免許状の取得には、定められた科目を修得している必要があるため、学生の履修状況の確認やアドバイスを行います。また、次年度の教職課程に関する履修要項や時間割の検討を始めます。 |
| 1〜2月 | 教職課程の担当教員が講師となる講習会の運営を行います。また、3月のガイダンスや教育職員免許状授与式などに向けてさまざまな準備を行います。 |
| 3月 | 学生向けのガイダンスを行うほか、文部科学省に教職課程認定に関する届出を提出します。教育職員免許状授与式では、免許状を授与します。
3月は、卒業生を送り出す業務と新入生受け入れの準備を並行して行う時期であり、4月と同様にさまざまな業務が重なる月です。 |
仕事のやりがい
職員の「汗」が学生の未来を変える、成長を支える喜び
「学⽣の成⻑に貢献する」という仕事に魅力を感じ、前職である市役所職員から転職しました。現在は、大学職員という立場で大学運営の基盤を整えながら、彼らの成長を直接、間近で感じられることが、私にとって最大のやりがいになっています。
学生は瑞々しい感性と柔軟性があり、4年間で良くも悪くも大きく変わっていきます。社会に羽ばたく前の大切な4年間という時期に職員として携わることができるのは、大学ならではの魅力です。
大学として、教職員がいかに汗をかくかによって、学生が卒業する時に振り返る大学生活は全く違ったものになると確信しています。大学を取り巻く環境は少子化をはじめ、めまぐるしく変化しています。タフに業務に取り組み、大学運営を変革していこうとする志が、学生と大学の豊かな未来につながっていると信じ、日々の業務に取り組んでいます。

今後の目標
ジェネラリストをめざし、
全ての業務の先に「学生」を置く
私の今後の目標は、大学職員として、さまざまな部署で力を発揮できるジェネラリストをめざすことです。
全ての業務の先に「学生」を置く
大学職員の仕事は部署によって全く異なり、幅広い知識と高い対応力が要求されます。また、多様なステークホルダーと円滑に関わるためには、業務知識だけでなく人間力も不可欠だと感じています。
大学には、直接学生と関わらない部署もありますが、どのような部署でも、どのような業務をしていても、「この業務の先には学生がいる」という意識を持って、学び続けたいと思います。
そして、学生の成長に最も貢献できる職員となるため、タフに、着実に、挑戦を続けていきたいと考えています。

就活中の学生にメッセージ
タフな心と身体が資本。
批評家ではなく、課題を改善する実行者に
どのような業種にも共通することだと思いますが、「心身ともにタフであること」は社会人として働く上で最も重要な資質であるように感じています。
批評家ではなく、課題を改善する実行者に
個人的には、すぐに仕事を覚えられる、画期的なアイデアがたくさん思い浮かぶ、大勢の人の前で流暢に説明することが得意等といった、いわゆるシゴデキ(仕事ができる)な能力よりも、タフに、着実に業務に取り組み、やり遂げられる資質の方が大切で、長い目で見れば、そのような資質を持った人材こそがより組織に貢献できるのではないかと思います(もちろん、組織の中で『明るく元気に』コミュニケーションをとる姿勢も大切です)。
また、以前、日本私立大学連盟の研修講師の方が仰っていた一言が強く印象に残っています。「業務や組織上の課題に対して、単なる批評家で終わることなく、気づいた課題に対して、しっかり行動し、改善できるアドミニストレーターになってほしい」。課題に気づき、改善のために実行に移せるような方と一緒に働きたいです。
お仕事で大切にしているコト・モノは?
必要なものがすぐ手に届き、確認したいものがすぐ目につくように、用途に応じて机上を整理して、ストレスなく働ける環境を作ることが、「大切にしているコト」です。また、就活生へのメッセージにも関連しますが、心と身体が資本なので、どんな時でもしっかりと睡眠を取ることを⼤切にしています。
休日は何をして過ごすことが多い?
3歳と1歳の息子を連れて公園に行くことが多いです。多摩エリアには自然豊かで魅力的な公園がたくさんあり、 新しい公園を開拓するのが楽しいです。子どもが生まれるまでは自然に囲まれた環境で身体を動かすことは稀だったのですが、家族と過ごす休日はいい気分転換になっています。
PEOPLE
拓大の人